今回紹介するのはSASUKE第8回大会です。
第2期に入って初のファイナリストが誕生した前回でしたが、挑戦した山本進悟さんは「開始5秒で左肩脱臼により競技終了」という、あまりにも唐突な幕切れでした。
しかし完全制覇への希望が見えたのもまた事実。半年前からさらにパワーアップした選手たちが、今回もFINAL STAGEの頂を目指して奮闘します。
そんな第8回SASUKEの結果や、活躍した選手を紹介していきます。
公式記録や印象深いエピソードも紹介するので「最近SASUKEに興味を持ったよ」って人は、ぜひ最後までご覧ください。
第8回SASUKEの基本情報
まずは番組の基本情報をお届けします!
第8回SASUKE|1st STAGEのエリア構成
早速、第8回SASUKEの1st STAGEを紹介します。
第8回SASUKE|1st STAGEの結果
第8回SASUKEの1st STAGEをクリアした選手は以下の通りです。
1st STAGEクリア者:100人中6人(クリア率6%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
中田大輔 | 46 | シドニー五輪トランポリン代表 | 2.1秒 |
ヨルダン・ヨブチェフ | 59 | シドニー五輪 床つり輪銅メダル | 0.00秒 |
佐川隆一 | 62 | 元日体大陸上部 | 13.2秒 |
竹田敏浩 | 71 | 岐阜県揖斐郡消防士 | 9.3秒 |
照英 | 81 | モデル | 0.1秒 |
ケイン・コスギ | 91 | アクション俳優 | 10.5秒 |
最速タイム:佐川隆一(残りタイム13.2秒)
第8回SASUKE|2nd STAGEのエリア構成
2nd STAGEのエリア構成は以下の通りです!
台風の影響による安全対策のため、逆走コンベアの電源が止められ、ただの狭い道になりました。
また、こちらも台風による影響か、制限時間も前回の90秒から10秒延長されて100秒になっています。
第8回SASUKE|2nd STAGEの結果
2nd STAGEをクリアした選手は以下の通りです。
2nd STAGEクリア者:8人中5人(クリア率:62.5%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
ヨルダン・ヨブチェフ | 59 | シドニー五輪 床つり輪銅メダル | 11.6秒 |
竹田敏浩 | 71 | 岐阜県揖斐郡消防士 | 19.9秒 |
照英 | 81 | モデル | 9.3秒 |
ケイン・コスギ | 91 | アクション俳優 | 5.2秒 |
最速タイム:竹田敏浩(19.9秒残し)
第8回SASUKE|3rd STAGEのエリア構成
第8回SASUKEの3rd STAGE、エリア構成は以下の通りです。
第8回SASUKE|3rd STAGEの結果
3rd STAGEの結果は以下のようになりました。
3rd STAGEクリア者:4人中2人(クリア率:50%)
名前 | ゼッケン | 肩書き |
ヨルダン・ヨブチェフ | 59 | シドニー五輪 床つり輪銅メダル |
ケイン・コスギ | 91 | アクション俳優 |
第8回SASUKE|FINAL STAGEのエリア構成
第8回SASUKE|FINAL STAGEの結果
豪雨の中で強行された、第8回SASUKEのFINAL STAGE。2人のファイナリストが挑みましたが、どちらも頂きを見ることは叶いませんでした。
ヨルダン・ヨブチェフさんとケイン・コスギさんの挑戦の様子を、それぞれお伝えします。
1人目のファイナリスト|ヨルダン・ヨブチェフの挑戦
最初に挑戦したのはブルガリアの鉄人、ヨルダン・ヨブチェフさん。長い手足が災いしたのかスパイダークライムに大苦戦しました。
スパイダークライムを登り切る前に15秒が経過してしまい、スパイダークライムの両壁が開き始めてしまいます。
ヨブチェフさんは脚を開いて踏ん張ったものの、壁の間隔が開脚角度の限界を超えてしまったため、あえなく落下となりました。
体操選手らしく、180度も開脚していたのは驚きましたね。
実は豪雨の影響でスタートの合図が聞こえず、ヨブチェフさんは壁を登り始めるのが2秒ほど遅れていました。
なお挑戦終了後のインタビューで、ヨブチェフさんは「雨で滑って手元が見えなくて苦戦した」とコメントしています。
参考:https://youtu.be/RpNXt8l9MEc?si=bOJ_2RNei5YXFUgH&t=816
2人目のファイナリスト|ケイン・コスギの挑戦
ヨブチェフさんの挑戦を見届けた後、続けてケインさんの挑戦が始まりました。
雨足が一層激しさを増す中、懸命に体を上へ上へと登らせていくケインさん。
スパイダークライムの両壁が開き始めましたが、ギリギリでロープを掴むことに成功し、ケインさんはFINAL STAGEリニューアル後、初の10m綱登り挑戦者となりました。
しかしケインさんの登頂を拒むが如く、容赦無く雨が天から降り注ぎます。
それでもゴールに向かって懸命にロープを登り続けるケインさんでしたが、残り約5mの地点であえなくタイムアップとなりました。
この時の状況を「ケインの悔し涙か、この雨はーー!!!」と実況の古舘さんが表現していたのが印象的ですね。
ちなみに当時のケインさんは、演出担当の乾雅人氏と“ある約束”をしていました。
乾氏は後年、自身のXにて当時のことを以下のように振り返っています。
https://twitter.com/inuimasato/status/274420422005620736
https://twitter.com/inuimasato/status/274420977738338304
ケインさんの負けん気の強さと努力家の面が現れた、とてもカッコいいエピソードですね!
なおケインさんはこのやり取りから21年後、2022年のSASUKE第40回記念大会で復活参戦を果たしています。
第8回SASUKEの最終成績順位
最後に、第8回SASUKEの成績上位者をまとめて紹介します!
ケインさんが通算5回目の挑戦にして、初の最優秀成績者になりました。
また山田さんと長野さんが同じく「そり立つ壁」でリタイアしています。
SASUKE第8回大会の振り返りまとめ
台風直撃の中決行された、第8回大会を紹介しました。
現代だとSNSで炎上しちゃいそうなくらい厳しい条件での挑戦(特にファイナル)でしたが、だからこそ「ガチ」な感じがして、僕はすごく好きですね。
次回は「史上最強の漁師」がついに覚醒します。お楽しみに!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
最後にSASUKEの公式YouTubeチャンネルにアップされている、第8回SASUKEのダイジェスト映像を掲載しますので、この記事を読んで第8回SASUKEに興味が湧いたら、ぜひ視聴してみてください!