SASUKE第23回大会を紹介!あの男が再び伝説を残す!!

各大会結果
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今回紹介するのは、SASUKE2009秋 第23回大会です。

SASUKE予選会組の2人、菅野仁志さんと漆原裕治さんが爪痕を残した前回大会。

勢いに乗る新世代と、世代交代の波に抗うオールスターズ、そして規格外の身体能力を誇る海外勢とSASUKEは群雄割拠の時代を迎えています。

そんな第23回SASUKEの結果や、活躍した選手を紹介していきます。

公式記録や印象深いエピソードも紹介するので「最近SASUKEに興味を持ったよ」って人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

本記事で扱う情報は主に「SASUKE公式BOOK」を参照しています。

SASUKE公式BOOKは、常連選手のインタビューや過去大会の記録がまとめられている、SASUKEファン必見のバイブルですよ!!

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SASUKE2009春 第23回大会の基本情報

まずは番組の基本情報をお届けします!

番組の基本情報
  • 放送日:2009年9月27日
  • 実況:佐藤文康(1stの1〜50番、2nd)/小笠原亘(1stの51〜100番、3rd以降)
  • ナレーション:小林清志
  • 会場:緑山スタジオ
  • エリア総数:25
  • 放送時間:19:00〜22:54
  • 恒例となったSASUKE予選会から6人が出場
  • アメリカ予選会からは10人が出場

SASUKE第23回大会の1st STAGEエリア構成

1st STAGEのエリア構成
  • 十二段跳び NEW!
  • カーテンスライダー NEW!
  • ロッググリップ
  • ジャンピングスパイダー
  • ハーフパイプアタック
  • そり立つ壁
  • スライダージャンプ
  • ターザンロープ
  • ロープラダー

制限時間:120秒

SASUKE第23回大会 1st STAGEの結果

1st STAGEクリア者:100人中16人(クリア率16%)

名前 ゼッケン 肩書き 残りタイム
リチャード・キング 42 全米予選5位 スタントマン 13.4秒
田島直弥 45 日本予選6位 運送業 11.71秒
橋本亘司 47 日本予選4位 ジムインストラクター 15.8秒
中村哲 49 日本予選2位 消防士 11.9秒
佐藤惇 50 日本予選1位 高校3年生 19.42秒
伊藤圭紀 53 ビーチスポーツみやざき No.1選手権優勝 5.35秒
ブライアン・オロスコ 73 全米予選2位 プロフリーランニング選手 18.65秒
髙橋賢次 84 運送業 20.8秒
奥山義行 92 ’91世界陸上 200m日本代表 9.7秒
山本進悟 93 SASUKE唯一の皆勤賞 10.07秒
リー・エンチ 94 台湾代表 プロロッククライマー 3.36秒
リーヴァイ・ミューエンバーグ 95 全米予選1位 プロフリーランニング選手 29.20秒
菅野仁志 96 国士舘大学体操競技部出身 6.21秒
竹田敏浩 97 史上最強の消防士 6.45秒
漆原裕治 99 前回大会ファイナリスト 5.69秒
長野誠 100 史上2人目の完全制覇 15.79秒

最速タイム:リーヴァイ・ミューエンバーグ(残りタイム29.20秒)

1stクリア者が2桁台になったのは、2006年秋の第17回大会以来です。

特筆すべきは長野誠さんの挑戦ですね。今大会、長野さんはなんと1st STAGEに2回挑戦しています。

1回目の挑戦ではスライダージャンプで対岸のロープをつかめず落水しました。

「まさかあの長野さんが…」と誰もが落胆したものの、当の長野さんは「ロープが止まったよ!」とセットを指さしてアピールします。

なんとスライダージャンプで使うバーを定位置に戻すために繋がっているロープが、セットの骨組みに絡んでしまい終端まで進めない状態になっていました。

長野さんのコース進行を妨げたということで、SASUKE史上初の「1st STAGEやり直し」が決定。

リトライが決まった瞬間、SASUKEオールスターズの竹田さんと山本さんは爆笑してましたw

1回目の挑戦から43分後、長野さんの2回目の1st STAGE挑戦が始まります。

かなり後半のエリアまで進んだ上での再挑戦だったので、体力の消耗が心配される中、長野さんは何事もなかったかのように、軽やかな足取りで1st STAGEをクリアしていきました。

SASUKEの公式YouTubeチャンネルで、長野さんが2回1st STAGEに挑んだシーンがまとめられています。伝説の名場面をぜひご覧ください!

SASUKE第23回大会の2nd STAGEエリア構成

2nd STAGEのエリア構成
  • ダウンヒルジャンプ
  • サーモンラダー
  • スティックスライダー
  • アンステーブルブリッジ NEW!
  • メタルスピン
  • ウォールリフティング

制限時間:70秒

SASUKE第23回大会 2nd STAGEの結果

2nd STAGEクリア者:16人中7人(クリア率43.75%)

名前 ゼッケン 肩書き 残りタイム
髙橋賢次 84 運送業 17.7秒
奥山義行 92 ’91世界陸上 200m日本代表 2.09秒
山本進悟 93 SASUKE唯一の皆勤賞 1.24秒
リーヴァイ・ミューエンバーグ 95 全米予選1位 プロフリーランニング選手 18.17秒
菅野仁志 96 国士舘大学体操競技部出身 7.80秒
竹田敏浩 97 史上最強の消防士 7.73秒
長野誠 100 史上2人目の完全制覇 7.4秒

最速タイム:リーヴァイ・ミューエンバーグ(残りタイム18.17秒)

SASUKE第23回大会の3rd STAGEエリア構成

3rd STAGEのエリア構成
  • アームリング
  • 下りランプグラスパー
  • デビルステップス
  • 新クリフハンガー
  • ジャンピングバー
  • ハングクライミング
  • スパイダーフリップ
  • グライディングリング

制限時間:なし

SASUKE第23回大会 3rd STAGEの結果

3rd STAGEに進出した7人のうち、5人が新クリフハンガーを突破するハイレベルな展開に。

第17回大会以来の3rd進出となった山本進悟さんは、第1エリアのアームリングで左肩が脱臼してしまい、無念のリタイアとなりました…。

そしてFINAL STAGEに駒を進めたのは2人。前回のリベンジを果たした菅野仁志さんと、史上最強の漁師・長野誠さんです。

SASUKEオールスターズとSASUKE新世代が揃ってファイナリストになるという熱い展開になりました。

SASUKE第23回大会のFINAL STAGEエリア構成

FINAL STAGEのエリア構成
  • ヘブンリーラダー(13m)
  • 綱登り(10m)

制限時間:40秒

前回漆原裕治さんがFINALに挑戦して、いきなりクリア目前まで進んだからか、高さそのままで制限時間が5秒短くなりました。

この5秒の短縮が、果たしてどのように影響するでしょうか。

SASUKE第23回大会 FINAL STAGEの結果

菅野さんと長野さんの一騎打ちとなったFINAL STAGE。まず挑むのは「SASUKE新世代の騎手」こと菅野仁志さんです。

残り時間23秒時点でGロープに手をかけたものの、移行に手間取ってしまい5秒ほどタイムロスしてしまいます。

理想的なフォームでGロープを登っていく菅野さんでしたが、ゴールまで残り4m辺りの地点であえなくタイムアップとなりました。

挑戦終了後、菅野さんは苦しさと悔しさが混ざった表情で「FINALってのはキツいですね。自信あったんですけど…」とコメントしています。

菅野さんの次は、ゼッケン100番を背負い続ける男、長野誠さんです。

通算5度目のFINAL STAGE挑戦となった長野さんは、菅野さんを上回るペースでヘブンリーラダーを攻略し、22秒あまりを残してGロープへ。

熟練の動きでスムーズに綱登りを進める長野さんでしたが、ゴール目前で惜しくもタイムアップし、完全制覇とはなりませんでした。

こぼれ話

今大会の開催直前、長野誠さんの息子である塊王くんが誕生しました。

長野さんのファイナル挑戦中、実況の小笠原アナが「妻の腕の中で眠る息子塊王くんは、見ていないかもしれないが、映像で彼の父の偉大さを知ることになるだろう!」と発言しています。

そんな塊王くんが13年後のSASUKE第40回大会にて、長野さんとの親子出場が実現するんですよね。

SASUKEの歴史の積み重ねを感じる、個人的にかなり「エモい」ワンシーンです。

SASUKE第23回大会の最終成績順位

最後に、第23回SASUKEの成績上位者をまとめて紹介します!

第23回SASUKEの成績上位者
順位 名前 ゼッケン 到達ステージ 記録
1 長野誠 100 FINAL Gロープ/残り約10cm
2 菅野仁志 96 FINAL Gロープ/残り約4m
3 髙橋賢次 84 3rd グライディングリング
4 奥山義行 92 3rd スパイダーフリップ
4 竹田敏浩 97 3rd スパイダーフリップ
6 リーヴァイ・ミューエンバーグ 95 3rd 新クリフハンガー
7 山本進悟 93 3rd アームリング
8 リー・エンチ 94 2nd メタルスピン
9 リチャード・キング 42 2nd アンステーブルブリッジ
9 ブライアン・オロスコ 73 2nd アンステーブルブリッジ
9 漆原裕治 99 2nd アンステーブルブリッジ

SASUKE第23回大会の振り返りまとめ

2人のファイナリストが誕生した、SASUKE第23回大会を紹介しました。

SASUKEオールスターズ、SASUKE新世代、海外勢が揃って活躍する第3期屈指の良回でしたね。

特に長野さんの活躍が際立っていました。1st STAGE 2回挑戦からのファイナリスト、そして最優秀成績獲得とまさにレジェンドと言うべき無双ぶりです。

今回は惜しくも完全制覇とはなりませんでしたが、3度目の魔城陥落の瞬間は、刻一刻と近づいています。次回もお楽しみに!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

最後にSASUKEの公式YouTubeチャンネルにアップされている、第23回SASUKEのダイジェスト映像を掲載しますので、この記事を読んで第23回SASUKEに興味が湧いたら、ぜひ視聴してみてください!

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