今回紹介するのはSASUKE第3回大会です。
この回からしばらく春と秋の年2回開催のスタイルが続きます。
半年に一度行われる、名もなき男たちの夢の祭典。今回は一体、どんなドラマが待っているのでしょうか。
そんな第3回SASUKEの結果や、選手たちの活躍を紹介していきます!
公式記録や印象深いエピソードも紹介するので「最近SASUKEに興味を持ったよ」って人は、ぜひ最後までご覧ください。
第3回SASUKEの基本情報
まずは番組の基本情報をお届けします!
第3回SASUKEの基本情報は、前回とほとんど同じです。番組のスタイルが確立されてきたということですね!
第3回SASUKEのエリア構成
3回目となる今回のSASUKE。エリア構成には果たしてどんな変化があったでしょうか?
1st STAGEのエリア構成
1st STAGEのエリアはこんな感じでした。
前回まで第2エリアにあった「ぶら下がり丸太」が「ローリング丸太」に変更。
回転する丸太にしがみつき、向こう岸に渡るという見ていて豪快なエリアですが、選手の握力と平衡感覚を奪います。
38回大会以降、2nd Stageのスタートエリアに配置されている「ローリングログ」は「ローリング丸太」のリメイクバージョンです。
最新のSASUKEでも猛威を振るっている遠心力地獄は、数多くの有力選手を沼地に引き摺り落としています。
2nd STAGEのエリア構成
2nd STAGEのエリア構成は以下の通りです!
2nd STAGEはエリア変更なしです。
前回2nd STAGEに挑戦した34名中、たったの9名しかクリアできなかった難関ステージなので、続投となったのでしょう。
しばらく後のSASUKEでは「2nd STAGEは通過点」と言われるほどクリア率が高くなるので、選手たちの成長を感じますね。
果たして今回は何人が挑戦して、何人が3rd STAGEヘ足を進めるのでしょうか。
3rd STAGEのエリア構成
さて3rd STAGEはどんなエリア構成でしょうか?
スタートエリアが「ポールブリッジ」から「ポールジャンプ」に変更。
前回の「ポールブリッジ」では、長い集中力とバランス感覚が要求されていましたが「ポールジャンプ」は思い切りの良さとタイミングが重要になるエリアです。
ただ、スタート地点から次のエリアに向かって真っ直ぐジャンプするので、正直ポールブリッジの方が難しいんじゃないかと思ってました(笑)
FINAL STAGEのエリア構成
第3回SASUKEのFINAL STAGEも、前回から変更はありません。
第1回SASUKEの最優秀成績者、大森晃さんが頂上まで残り3m。
第2回SASUKEの最優秀成績者、田中光さんが頂上まで残り2mのところまで迫っていたので、選手のレベルは着実に上がっています。
今回挑戦する選手たちは、果たして天空の頂を見ることが叶うでしょうか。
第3回SASUKE|1st STAGEの結果
第3回SASUKE、1st STAGEをクリアした選手は以下の通りです!
1st STAGEクリア者:100人中13人(クリア率13%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
長谷川健 | 10 | 日光江戸村忍者 | 3.6秒 |
山本進悟 | 13 | ガソリンスタンド勤務 | 18.8秒 |
立山正明 | 17 | 瓦職人・元スタントマン | 12.66秒 |
朝岡弘行 | 34 | アマチュア格闘家 | 不明 |
松本稔 | 49 | とび職 | 6.53秒 |
山本達也 | 54 | 大工 | 9.23秒 |
森田純平 | 69 | 高校3年生 三段跳び選手 | 4.33秒 |
宮沢晴久 | 72 | 塗装業 | 不明 |
伊藤忠夫 | 81 | 9分間腕立て(記録682回) | 4.61秒 |
山田勝己 | 89 | ボンベ配送業 | 9.4秒 |
鯨井保年 | 98 | ライフセーバー | 9.2秒 |
秋山和彦 | 99 | 元・毛ガニ漁師 | 3.6秒 |
大森晃 | 100 | アニマル梯団・おさる | 14.3秒 |
最速タイム:山本進悟(残りタイム18.8秒)
1st STAGEをクリアしたのは13人。過去最少人数となりました。
新エリアのローリング丸太がやはり脅威となり、実に18名もの挑戦者がこのエリアで脱落しています(SASUKE wikiより)
前回好成績を残した長谷川健さん、山本達也さんなどは流石のパフォーマンスでクリアしていきました。
その中でも最速タイムを記録したのは、SASUKE皆勤賞として現在も挑戦を続けている山本進悟さんです。
第3回SASUKE|2nd STAGEの結果
2nd STAGEの結果は以下のとおりです。
2nd STAGEクリア者:13人中6人(クリア率:46.15%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
長谷川健 | 10 | 日光江戸村忍者 | 3.9秒 |
山本進悟 | 13 | ガソリンスタンド勤務 | 13.6秒 |
松本稔 | 49 | とび職 | 4.2秒 |
山本達也 | 54 | 大工 | 2.6秒 |
山田勝己 | 89 | ボンベ配送業 | 2.5秒 |
大森晃 | 100 | アニマル梯団・おさる | 2.0秒 |
最速タイム:山本進悟(13.6秒残し)
前回大会ほどではありませんが、今回も半分以上の挑戦者を脱落させた2nd STAGE。
クリアした選手たちも、ほとんどが残り5秒以下のギリギリでの突破となっています。
そんな中、13.6秒残しという圧倒的タイムで最速記録を叩き出したのは山本進悟さん。
1stステージから続けて最速クリアとなり、調子の良さが伺えますね!
第3回SASUKE|3rd STAGEの結果
FINAL STAGEへの挑戦権を獲得したのは、この人たちです!
3rd STAGEクリア者:6人中5人(クリア率:83.33%)
名前 | ゼッケン | 肩書き |
山本進悟 | 13 | ガソリンスタンド勤務 |
松本稔 | 49 | とび職 |
山本達也 | 54 | 大工 |
山田勝己 | 89 | ボンベ配送業 |
大森晃 | 100 | アニマル梯団・おさる |
クリア率80%超えという、まさに通過点となってしまった今回の3rd STAGE。
唯一脱落してしまった長谷川健さんも、最終エリア「パイプスライダー」までは到達していました。
大森晃さんはなんと3大会連続でFINAL STAGE進出。
これは2024年現在、あのレジェンド長野誠さんと大森さんしか達成していない大記録です!
FINALに複数回挑戦した経験がある選手は何人かいますが、3大会連続で挑戦したことがあるのはこの2人だけなんですよ。
第3回SASUKE|FINAL STAGEの結果
番組史上最多、5人の猛者たちが挑んだSASUKE・FINAL STAGE。
しかし今回も、残念ながら完全制覇は成し遂げられませんでした。
最も頂上に近づいたのはボンベ配送業の山田勝己さん。後に“ミスターSASUKE”と呼ばれるようになる男が、今回初めてSASUKEの牙城に爪痕を残しました。
山田さんは前回苦戦したスパイダーウォークを自作して対策したり、過度な減量で13kgも体重を落としたりして、今回のSASUKEに挑みました。
まさに“鬼気迫る”といった表現がよく似合う彼の努力は、FINAL STAGEの頂きからわずか30cmというところで、儚く散ってしまいます。
クリアはできなかったものの、凄まじいパフォーマンスを見せつけた山田さんに、他の選手や関係者からは惜しみない拍手が。
そんな中、実況の古舘さんと山田さんは以下のようなやり取りを残します。
古舘:山田さん今回10何kgも(体重を)落としてきてね、あまりの空腹ということで一時不眠症になるなんていう局面もあったらしいですね。
山田:そうですね…。
古舘:そんな風に山田さんをこの種目に駆り立てた、その動機っていうのは自分で思うになんなんですかね?
山田:いや、ただ…。
古舘:目標?
山田:……………..。(言葉を考えている感じ)
古舘:確かめたい?何かを。
山田:……「負けたくない」っていう。ただ…それだけです。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=j0RPZOfaBO0
山田さんは学生の頃から、なんでも1番にならなくては気が済まない性分だったそうです。
小学校のマラソン大会や高校の野球部でも、一度敗北を味わったら血の滲むような努力を重ね、トップの座を掴み取ってきました。
そんな山田さんにとって、SASUKEは単なるバラエティ番組のお祭り企画ではありません。
目の前の課題に対して、どれだけ本気で取り組むことができたか。
課題を乗り越えるための努力を続けられたか。
それを試す場として、彼は何度もSASUKEに挑戦します。
「目の前の障害物はもちろん、何より自分自身に“負けたくない”」という一心で、SASUKEにのめり込んでいく山田さん。
その勇姿は多くの視聴者の心に強いインパクトを残し、さまざまな選手が後々SASUKEの世界に足を踏み入れるきっかけとなったのでした。
第3回SASUKEの最終成績順位
最後に、第3回SASUKEの成績上位者をまとめて紹介します!
後にSASUKEオールスターズとして番組を引っ張っていくこととなる、山田勝己さんと山本進悟さんがワンツーフィニッシュ。
大森晃さんは3大会連続でのファイナリストではありますが、だんだん綱登りのスピードが遅くなっているのか、回を追うごとに記録が落ちています。
他には日光江戸村の忍者、長谷川健さんも3大会連続で3rd STAGE以上進出と好成績を維持しています。この先の活躍も期待したいですね!
SASUKE第3回大会の振り返りまとめ
今回はミスターSASUKE、山田勝己さんが初の最優秀成績者となった、第3回SASUKEについて紹介しました。
1stステージで新エリア・ローリング丸太が猛威を振るうも、ファイナリストが史上最多の5名になるなど、挑戦者たちのレベルアップを感じさせる回でしたね。
次回のSASUKEでは、現在も数々の挑戦者を沼地に落としてきた“あの名物エリア”がついに登場します。
第4回SASUKEも数々のドラマ、衝撃の展開が待っていますので、お楽しみに!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
最後にSASUKEの公式YouTubeチャンネルにアップされている、第3回SASUKEのダイジェスト映像を掲載しますので、この記事を読んで第3回SASUKEに興味が湧いたら、ぜひ視聴してみてください!