2025年12月24日、25日の放送日が近づいてきているSASUKE2025第43回大会。
先日SASUKE公式YouTubeチャンネルにて、1stステージがリニューアルしたことを発表する動画が公開されました。
第1エリアの『クワッドステップス』が『新プリズムシーソー』に、第4エリアの『フィッシュボーン』が『フィッシュボーンリバース』に。
そして第5エリアの『ツインダイヤ』が『DX』というエリアにそれぞれ変更されました。
本記事では『フィッシュボーンリバース』に対するSASUKE選手たちの反応や、筆者の考察をまとめていきます!
『DX』は別記事でまとめる予定なので、お楽しみに!
SASUKE2025の新エリア『フィッシュボーンリバース』
『フィッシュボーンリバース』は、長年にわたって挑戦者を苦しめている名物エリア『フィッシュボーン』の逆回転バージョンです。
「回転を逆にする」というシンプルな変更ながら、その効果は絶大。
特に今までのフィッシュボーンの回転に慣れてしまった常連選手や、セットを再現して体でリズムを覚えてくるタイプの選手は苦戦しそうです。
フィッシュボーンリバースに対するSASUKE選手の反応
ここからは公式YouTubeにアップされた新エリア紹介の映像から、フィッシュボーンリバースを見た常連選手たちの反応を紹介していきます。
フィッシュボーンリバースに対する山本進悟の反応
このフィッシュのイメージが全然湧かないから最悪。
結構難しいんすよフィッシュ。俺は嫌いですね。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=Zv_v0Omse7NqimbE&t=461
SASUKE唯一の皆勤賞、山本進悟さんは過去2回(第35回、39回大会)フィッシュボーンでリタイアしており、苦手意識があるようです。
この変更が進悟さんのメンタルに悪影響を及ぼさないか心配です。
フィッシュボーンリバースに対する山本桂太朗&荒木直之の反応
山本:自分自身も逆だったらほぼ前と同じってこと?
荒木:いや、左右対称じゃないんでたぶんまるっと違うんじゃないかなと思うんだけどね。
山本:仕事的にああいうの見慣れてないの?モーターみたいな。(荒木さんの職業はカーデザイナー)
荒木:ボディ設計なんであんまり分からないw
山本:くそー自分も文系だからねー。正直全くわかんないんだよねー。
(中略)
荒木:今更なんですけど、後半アレ(骨の数)増えてますよね。
山本:えっ?増えてるか?
荒木:逆になってることによって、後半の2レーン……あそこ骨だらけになってます。
山本:いや骨だらけって、どこも骨だらけだから1本2本増えても気づかないよ正直。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=yGV8ZwCsxlHm_0dc&t=475
森本世代の2人、山本桂太朗さんと荒木直之さんは漫才のように軽妙な会話を繰り広げていました。

冷静に分析する荒木さんと、積極的に話しかける山本さんのやりとりになんだかほっこりします笑
荒木さんが気づいた「後半の骨の数が増えている」という所ですが、映像を確認した所、確かに増えていました。
下記動画の1分34秒あたりで、SASUKE2024で使用されたフィッシュボーンとフィッシュボーンリバースの比較映像が出てきます。
通常のフィッシュボーンの、最後から3つ目と2つ目のポールの数は3本です。(十字型の1本が欠けている状態)
しかし、フィッシュボーンリバースは同じ箇所のポールが十字型になっています。
つまり、これまでは明確に移動しやすいタイミングがあったのに、それがなくなってしまったと言うことです。
ただでさえ逆回転で頭が混乱するのに、突入タイミングもよりシビアになってしまったら、苦戦は必至でしょう。
フィッシュボーンリバースに対する山本良幸の反応
いやいや気持ち悪いっすねー。
同じ動きのはずやのに反対になってるだけで全然違いますね。頭迷子で……。
(中略)
スピードでいくと言うよりかは1個1個うまくかわしながら、焦らず対応するって感じですね。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=MbUT9qcjGi6aMwiR&t=533
過去出場した大会全てで3rdステージ以上に進出している山本良幸さん。
1stステージも非常にスピーディにクリアしていく山本さんですが、さすがに今回は慎重にならざるを得なさそう。

SASUKE選手の中でもトップクラスの身体能力を誇る山本さんですから、冷静に対処すれば難なく突破できると思います!
フィッシュボーンリバースに対する長野塊王の反応
2年連続同じルートで行ってたんですけど、今回同じルートで行ったとしてもタイミングが違うんすよ。リズムとかが。
だからちょっとリズムずらしていかないと、ポールに当たっちゃう。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=i2hykreqZID9pfGV&t=604
今回で4回目の出場となる長野塊王くん。
塊王くんはまだ若く、SASUKEの経験も浅いので、それがどう影響するか注目です。
若さゆえの勢いで楽々突破するのか、経験不足からくるプレッシャーで足元を掬われてしまうのか。
どうか気負わずに目の前のエリアを着実に攻略していってほしいですね!
フィッシュボーンリバースに対する山下裕太の反応
入るタイミングも崩れるし、見てる方向も逆になってる。
逆にしただけですけど、与える影響はデカいと思います。
引用: https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=tDcyNHdYeGTg_XlB&t=621
京大SASUKEサークルの山下裕太さんは、イメトレとのギャップに苦戦しそうな印象を抱いていました。
近年のSASUKEは自作セットで練習を積んでくることが当たり前になってきていますから、今回は初見対応力も求められるSASUKEになりそうです。
フィッシュボーンリバースに対する宮岡良丞の反応
SASUKEをやってる人ほど、落ちやすいんじゃないかなというイメージ。
SASUKEをあまり知らない人っていうのは、逆回転になったっていうのがリニューアルではなく「ただ、ポールを避ける」っていうエリアになるんですけど、
僕としてはもうタイミングを全て頭の中に入れて、骨は一切見ないようにして、今まではそう言う想定をしてきたので、
それが逆回転になるってなると、全てが180度変わる。
今まで右手で食べてたご飯を、左手に箸を持ち替えて食べるような……そんな感覚ですね。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=0F8gG-UFVJ2C8H2S&t=650
フィッシュボーンの回転が逆になった違和感を、ご飯を食べる時の箸の持ち手で例えた宮岡さん。
確かに普段使う手を替えただけで、普段できることが全然できなくなるわけですから、フィッシュボーンリバースが与える影響はかなり大きそうです。
フィッシュボーンリバースに対する内宮修造の反応
下世話な話……僕のパークで、色を変える必要があるなと。
何本新しく、この黄色・赤の円柱カバーを製作しないといけないかなって。
僕としては、すごく前向きに捉えてます。
スタッフ:前向きと言うと?
「クワッドだけで良かった」と。いなくなったのが。
もう正直結構、覚悟してました。半分くらいは持ってかれちゃうんじゃないかって。
ただフィッシュボーンの逆回転ってなかなか難しいんですよ。
引用:https://youtu.be/gRnLCQ9Xr-4?si=MNWlD-_VVQNmwOGu&t=687
相変わらず攻略のことよりも、自作のセットをどうするかという事ばかり考えている内宮さん。
これくらい楽観的に捉えておいた方が、案外難なく突破できるのかも知れないですねw
フィッシュボーンリバースに対するSASUKE選手の反応まとめ
今回はSASUKE2025に登場する新エリア『フィッシュボーンリバース』について紹介しました。
ありそうでなかった『回転方向を逆にする』というマイナーチェンジ。シンプルながら選手たちに与える影響は大きい秀逸な変更です。
今回のSASUKEは常連選手といえど、かなり苦戦を強いられるでしょう。
茨の道を切り開くのは一体誰になるのか。放送当日が楽しみですね!






