7年ぶりの快挙!SASUKE第17回大会の神シーンを振り返る

各大会結果
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今回紹介するのはSASUKE第17回大会です。

直近3大会連続で挑戦者の侵入を拒んでいるFINAL STAGE。

また秋山和彦さんが完全制覇を果たした、99年秋の第4回大会から7年が経過しており、次の完全制覇者の誕生が今か今かと待たれる状況です。

そんな第17回SASUKEの結果や、活躍した選手を紹介していきます。

公式記録や印象深いエピソードも紹介するので「最近SASUKEに興味を持ったよ」って人は、ぜひ最後までご覧ください。

第17回SASUKEの基本情報

まずは番組の基本情報をお届けします!

番組の基本情報
  • 放送日:2006年10月11日
  • 実況:初田啓介(1stの1〜30番、81〜100番、3rd以降)/小笠原亘(1stの38?〜80番、2nd)
  • ナレーション:小林清志
  • 会場:緑山スタジオ
  • エリア総数:24
  • 賞金:完全制覇で200万円

※小笠原さんの実況パートがwikipediaによると、ゼッケン38番からになっていますがそんな半端なタイミングで交代するわけがないので、おそらく31番からだと思われます。

ただ確実なソースがないため、正しい情報をご存知の方はコメントなどで教えていただけると幸いです。

第17回SASUKE|1st STAGEのエリア構成

早速、第17回SASUKEの1st STAGEを紹介します。

1st STAGEのエリア構成
  • 六段跳び
  • 丸太坂 NEW!
  • 三段ローリング丸太
  • クロスブリッジ
  • サークルスライダー NEW!
  • ジャンプハング
  • そり立つ壁
  • ターザンジャンプ
  • ロープクライム

制限時間:85秒

第17回SASUKE|1st STAGEの結果

第17回SASUKEの1st STAGEをクリアした選手は以下の通りです。

1st STAGEクリア者:100人中11人(クリア率11%)

名前 ゼッケン 肩書き 残りタイム
本間晃汰 51 函館商業高校1年/ジャグリング高校生 4.97秒
安達雄太 67 養護学校教諭/最終予選第2位 2.31秒
白鳥文平 81 千葉県印旛村役場勤務 11.53秒
ポール・アンソニー・テレック 86 十種競技アテネ五輪アメリカ代表 4.47秒
長崎峻侑 87 トランポリンプレーヤー 17.67秒
竹田敏浩 91 岐阜県揖斐郡消防士 13.37秒
リー・エンチ 92 プロロッククライマー 3.43秒
山田康司 95 岐阜県郡上郡消防士 16.05秒
中田大輔 96 プロトランポリンプレイヤー 5.58秒
山本進悟 98 ガソリンスタンドエリアマネージャー 12.08秒
長野誠 99 漁師「第28金比羅丸」船長 12.48秒

最速タイム:長崎峻侑(残りタイム17.67秒)

第17回SASUKE|2nd STAGEのエリア構成

2nd STAGEのエリア構成は以下の通りです!

2nd STAGEのエリア構成
  • チェーンリアクション
  • スパイダーウォーク改
  • バランスタンク 復活!
  • メタルスピン
  • ウォールリフティング

制限時間:65秒

第17回SASUKE|2nd STAGEの結果

2nd STAGEをクリアした選手は以下の通りです。

2nd STAGEクリア者:11人中8人(クリア率:72.72%)

名前 ゼッケン 肩書き 残りタイム
安達雄太 67 養護学校教諭/最終予選第2位 6.74秒
白鳥文平 81 千葉県印旛村役場勤務 9.55秒
ポール・アンソニー・テレック 86 十種競技アテネ五輪アメリカ代表 2.72秒
長崎峻侑 87 トランポリンプレーヤー 10.89秒
竹田敏浩 91 岐阜県揖斐郡消防士 13.84秒
中田大輔 96 プロトランポリンプレイヤー 3.3秒
山本進悟 98 ガソリンスタンドエリアマネージャー 12.05秒
長野誠 99 漁師「第28金比羅丸」船長 9.9秒

最速タイム:竹田敏浩(13.84秒残し)

第17回SASUKE|3rd STAGEのエリア構成

第17回SASUKEの3rd STAGE、エリア構成は以下の通りです。

3rd STAGEのエリア構成
  • アームリング
  • ボディプロップ
  • カーテンクリング
  • クリフハンガー改
  • ジャンピングバー
  • クライミングバー
  • デビルブランコ
  • パイプスライダー

制限時間:なし

第17回SASUKE|3rd STAGEの結果

今大会の3rd STAGEは、2人のクリア者が現れました!

3rd STAGEクリア者:8人中2人(クリア率25%)

名前 ゼッケン 肩書き
長崎峻侑 87 トランポリンプレーヤー
長野誠 99 漁師「第28金比羅丸」船長

3大会ぶりのFINAL STAGEへの切符を最初に手にしたのは、トランポリンプレーヤーの長崎峻侑さん。

長崎さんは出場回数を重ねるごとに成績が上昇しており、当時19歳という若さもあってSASUKE新世代の到来を感じさせる活躍ぶりでしたね。

そして2人目のファイナリストは「史上最強の漁師」こと長野誠さん。

「完全制覇に最も近い男」として、第2期SASUKEの主人公とも言える活躍を続けている長野さんですが、4回目のFINAL STAGE挑戦で栄光を掴めるでしょうか。

第17回SASUKE|FINAL STAGEのエリア構成

今大会のFINAL STAGEの構成は以下の通りです。

FINAL STAGEのエリア構成
  • スパイダークライム(12.5m)
  • 綱登り(10m)

制限時間:30秒

第17回SASUKE|FINAL STAGEの結果

最初に挑戦したのは長崎峻侑さん。

初めてのFINAL STAGE挑戦ということもあってかスパイダークライムに苦戦し、綱登りに移行する頃には残り時間が14秒ほどになっていました。

ゴールに向かって懸命に綱を登る長崎さんでしたが、頂上まで残り5mほどの地点でタイムアップしました。

そして散っていった99人の夢を背負い、最後の挑戦者・長野誠さんの挑戦が始まります。

第17回SASUKE|FINAL STAGE挑戦中の長野誠

「いざ、身を結ぶべく。2006年の秋!」という初田さんの実況と共に、長野さんはスパイダークライムを登り始めました。

これまでで一番のハイペースでスパイダークライムを攻略した長野さんは、残り19秒弱を残して綱登りへ移行します。

そのまま順調に10mのロープを登りきり、残り時間2.56秒で史上2人目、7年ぶりの完全制覇達成を果たすのでした。

第17回SASUKE|FINAL STAGE挑戦後の長野誠

3年前のSASUKE第12回大会のFINAL STAGEで頂上まで登り切れたものの、惜しくも完全制覇とはならなかった長野さんは、今回初めてその景色を目に焼き付けます。

第12回大会のFINAL STAGEで、0.11秒の遅れで完全制覇を逃したとき、スタッフから「下見ます?」と聞かれた長野さんは「いや、見ません。えへへ(笑)今度…いつか来た時に」と答えています。

 

その「いつか」が今、現実のものとなったということですね!

完全制覇達成の余韻に浸りつつ、長野さんは実況・初田啓介さんのインタビューに応じます。

初田さんから「ゴールには何がありましたか?」と問われた長野さんはずっと心に秘めていた想いを明かしました。

ここには本当は、俺的には何もないんですよ。

ただ俺はSASUKEが好きで、SASUKEをやることによってオールスターズのみんなとか、仲間と一緒にこうやってSASUKEの舞台っていうところに立てて、みんなと……ね…。

引用:https://youtu.be/Lcf4X0h2E-0?si=vNwD2Fr2XpAWu3Qu&t=830

そう言って感極まり、涙を拭う長野さんに、初田さんは続けて「長野さんにとってのSASUKEってなんですか?」と聞きます。それに対し長野さんは以下のコメントを残しました。

うまく…ちょっと言えないですけど……生きた証を残せるような所で……。

あともう一番っていうのは、もう本当……オールスターズみんなと、やってることがすごく楽しくて……!

もう本当それだけで、頑張ってます。

引用:https://youtu.be/Lcf4X0h2E-0?si=fJ62NnLqJuIcIkDn&t=878

長野さんのコメントは他のSASUKE出場者や視聴者の胸に深く沁み、第2期SASUKEは感動のフィナーレを迎えます。

 

 

 

なお、地上に降りた後SASUKEオールスターズに胴上げされた長野さんは、そのまま3rd STAGEの沼地へ放り込まれました笑

第17回SASUKEの最終成績順位

最後に、第17回SASUKEの成績上位者をまとめて紹介します!

第17回SASUKEの成績上位者
順位 名前 ゼッケン 到達ステージ 記録
1 長野誠 99 FINAL 完全制覇
2 長崎峻侑 87 FINAL 10m綱登り/残り約5m
3 竹田敏浩 91 3rd パイプスライダー
4 ポール・アンソニー・テレック 86 3rd クリフハンガー
5 白鳥文平 81 3rd ボディプロップ/2つ目の空白前
6 安達雄太 67 3rd ボディプロップ/1つ目の空白
6 山本進悟 98 3rd ボディプロップ/1つ目の空白
8 中田大輔 96 3rd アームリング
9 リー・エンチ 92 2nd メタルスピン
9 山田康司 95 2nd メタルスピン

SASUKE第17回大会の振り返りまとめ

7年ぶりの完全制覇者が誕生した、第17回SASUKEを紹介しました。

山田さんに憧れてSASUKEを始めた長野さんが完全制覇するという、少年漫画のような熱い展開がとても面白かったですね。

完全制覇者が現れた鋼鉄の魔城は、次回さらなるパワーアップを果たして挑戦者に立ちはだかります。乞うご期待!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

最後にSASUKEの公式YouTubeチャンネルにアップされている、第17回SASUKEのダイジェスト映像を掲載しますので、この記事を読んで第17回SASUKEに興味が湧いたら、ぜひ視聴してみてください!

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