今回紹介するのはSASUKE第17回大会です。
直近3大会連続で挑戦者の侵入を拒んでいるFINAL STAGE。
また秋山和彦さんが完全制覇を果たした、99年秋の第4回大会から7年が経過しており、次の完全制覇者の誕生が今か今かと待たれる状況です。
そんな第17回SASUKEの結果や、活躍した選手を紹介していきます。
公式記録や印象深いエピソードも紹介するので「最近SASUKEに興味を持ったよ」って人は、ぜひ最後までご覧ください。
第17回SASUKEの基本情報
まずは番組の基本情報をお届けします!
第17回SASUKE|1st STAGEのエリア構成
早速、第17回SASUKEの1st STAGEを紹介します。
第17回SASUKE|1st STAGEの結果
第17回SASUKEの1st STAGEをクリアした選手は以下の通りです。
1st STAGEクリア者:100人中11人(クリア率11%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
本間晃汰 | 51 | 函館商業高校1年/ジャグリング高校生 | 4.97秒 |
安達雄太 | 67 | 養護学校教諭/最終予選第2位 | 2.31秒 |
白鳥文平 | 81 | 千葉県印旛村役場勤務 | 11.53秒 |
ポール・アンソニー・テレック | 86 | 十種競技アテネ五輪アメリカ代表 | 4.47秒 |
長崎峻侑 | 87 | トランポリンプレーヤー | 17.67秒 |
竹田敏浩 | 91 | 岐阜県揖斐郡消防士 | 13.37秒 |
リー・エンチ | 92 | プロロッククライマー | 3.43秒 |
山田康司 | 95 | 岐阜県郡上郡消防士 | 16.05秒 |
中田大輔 | 96 | プロトランポリンプレイヤー | 5.58秒 |
山本進悟 | 98 | ガソリンスタンドエリアマネージャー | 12.08秒 |
長野誠 | 99 | 漁師「第28金比羅丸」船長 | 12.48秒 |
最速タイム:長崎峻侑(残りタイム17.67秒)
第17回SASUKE|2nd STAGEのエリア構成
2nd STAGEのエリア構成は以下の通りです!
第17回SASUKE|2nd STAGEの結果
2nd STAGEをクリアした選手は以下の通りです。
2nd STAGEクリア者:11人中8人(クリア率:72.72%)
名前 | ゼッケン | 肩書き | 残りタイム |
安達雄太 | 67 | 養護学校教諭/最終予選第2位 | 6.74秒 |
白鳥文平 | 81 | 千葉県印旛村役場勤務 | 9.55秒 |
ポール・アンソニー・テレック | 86 | 十種競技アテネ五輪アメリカ代表 | 2.72秒 |
長崎峻侑 | 87 | トランポリンプレーヤー | 10.89秒 |
竹田敏浩 | 91 | 岐阜県揖斐郡消防士 | 13.84秒 |
中田大輔 | 96 | プロトランポリンプレイヤー | 3.3秒 |
山本進悟 | 98 | ガソリンスタンドエリアマネージャー | 12.05秒 |
長野誠 | 99 | 漁師「第28金比羅丸」船長 | 9.9秒 |
最速タイム:竹田敏浩(13.84秒残し)
第17回SASUKE|3rd STAGEのエリア構成
第17回SASUKEの3rd STAGE、エリア構成は以下の通りです。
第17回SASUKE|3rd STAGEの結果
今大会の3rd STAGEは、2人のクリア者が現れました!
3rd STAGEクリア者:8人中2人(クリア率25%)
名前 | ゼッケン | 肩書き |
長崎峻侑 | 87 | トランポリンプレーヤー |
長野誠 | 99 | 漁師「第28金比羅丸」船長 |
3大会ぶりのFINAL STAGEへの切符を最初に手にしたのは、トランポリンプレーヤーの長崎峻侑さん。
長崎さんは出場回数を重ねるごとに成績が上昇しており、当時19歳という若さもあってSASUKE新世代の到来を感じさせる活躍ぶりでしたね。
そして2人目のファイナリストは「史上最強の漁師」こと長野誠さん。
「完全制覇に最も近い男」として、第2期SASUKEの主人公とも言える活躍を続けている長野さんですが、4回目のFINAL STAGE挑戦で栄光を掴めるでしょうか。
第17回SASUKE|FINAL STAGEのエリア構成
今大会のFINAL STAGEの構成は以下の通りです。
第17回SASUKE|FINAL STAGEの結果
最初に挑戦したのは長崎峻侑さん。
初めてのFINAL STAGE挑戦ということもあってかスパイダークライムに苦戦し、綱登りに移行する頃には残り時間が14秒ほどになっていました。
ゴールに向かって懸命に綱を登る長崎さんでしたが、頂上まで残り5mほどの地点でタイムアップしました。
そして散っていった99人の夢を背負い、最後の挑戦者・長野誠さんの挑戦が始まります。
第17回SASUKE|FINAL STAGE挑戦中の長野誠
「いざ、身を結ぶべく。2006年の秋!」という初田さんの実況と共に、長野さんはスパイダークライムを登り始めました。
これまでで一番のハイペースでスパイダークライムを攻略した長野さんは、残り19秒弱を残して綱登りへ移行します。
そのまま順調に10mのロープを登りきり、残り時間2.56秒で史上2人目、7年ぶりの完全制覇達成を果たすのでした。
第17回SASUKE|FINAL STAGE挑戦後の長野誠
3年前のSASUKE第12回大会のFINAL STAGEで頂上まで登り切れたものの、惜しくも完全制覇とはならなかった長野さんは、今回初めてその景色を目に焼き付けます。
第12回大会のFINAL STAGEで、0.11秒の遅れで完全制覇を逃したとき、スタッフから「下見ます?」と聞かれた長野さんは「いや、見ません。えへへ(笑)今度…いつか来た時に」と答えています。
その「いつか」が今、現実のものとなったということですね!
完全制覇達成の余韻に浸りつつ、長野さんは実況・初田啓介さんのインタビューに応じます。
初田さんから「ゴールには何がありましたか?」と問われた長野さんはずっと心に秘めていた想いを明かしました。
ここには本当は、俺的には何もないんですよ。
ただ俺はSASUKEが好きで、SASUKEをやることによってオールスターズのみんなとか、仲間と一緒にこうやってSASUKEの舞台っていうところに立てて、みんなと……ね…。
引用:https://youtu.be/Lcf4X0h2E-0?si=vNwD2Fr2XpAWu3Qu&t=830
そう言って感極まり、涙を拭う長野さんに、初田さんは続けて「長野さんにとってのSASUKEってなんですか?」と聞きます。それに対し長野さんは以下のコメントを残しました。
うまく…ちょっと言えないですけど……生きた証を残せるような所で……。
あともう一番っていうのは、もう本当……オールスターズみんなと、やってることがすごく楽しくて……!
もう本当それだけで、頑張ってます。
引用:https://youtu.be/Lcf4X0h2E-0?si=fJ62NnLqJuIcIkDn&t=878
長野さんのコメントは他のSASUKE出場者や視聴者の胸に深く沁み、第2期SASUKEは感動のフィナーレを迎えます。
なお、地上に降りた後SASUKEオールスターズに胴上げされた長野さんは、そのまま3rd STAGEの沼地へ放り込まれました笑
第17回SASUKEの最終成績順位
最後に、第17回SASUKEの成績上位者をまとめて紹介します!
SASUKE第17回大会の振り返りまとめ
7年ぶりの完全制覇者が誕生した、第17回SASUKEを紹介しました。
山田さんに憧れてSASUKEを始めた長野さんが完全制覇するという、少年漫画のような熱い展開がとても面白かったですね。
完全制覇者が現れた鋼鉄の魔城は、次回さらなるパワーアップを果たして挑戦者に立ちはだかります。乞うご期待!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
最後にSASUKEの公式YouTubeチャンネルにアップされている、第17回SASUKEのダイジェスト映像を掲載しますので、この記事を読んで第17回SASUKEに興味が湧いたら、ぜひ視聴してみてください!